ANGEL介護・看護サポートグッズ vol.18-2_大阪版
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2214234112314p.12通気3層クッション/ふっくらビーズクッション/ソフトタッチクッション※使用の一例です。選ぶ際の参考にしてください。p.11 p.10 ベッドでの使用例使用商品ポジショニング安心・安全な姿勢を作ることで緊張をゆるめ、身体に掛かる圧力のムラをなくして褥瘡のリスクを減らす。そのために作られたいろいろな素材や形状のクッション類がリスク軽減をお手伝いします。褥瘡をつくらないためのポジショニング長期にわたり寝たきりなど同じ体勢で過ごすようになると、身体と支持面の接触局所が圧迫されて血行が滞り、褥瘡発生の原因となります。これを予防するには専用のクッションやマットレスなどを活用し、個々の状態・目的に合わせた安全・安楽でリスクの少ない姿勢を取る『ポジショニング』が必要です。 正しいポジショニングは、寝る、起きる、食べる、呼吸するなどの動作を促進し、日常生活に必要な機能の維持・向上にもつながります。脇拘縮がある場合ひじを曲げて脇を閉じ、腕を胸の前でクロスするような体勢で硬くなっていると、皮膚が密着し汗などにより菌が繁殖しやすくなります。このような場合、腕と身体の間に空気を通すためのポジショニングを行うことが大切です。円背の場合円背があると仰臥位で頭を枕に付ける事が困難なため、どうしても横向きの姿勢が多くなってしまいます。姿勢が限られると圧力がかかる部分も限られてしまい、褥瘡のリスクが高くなるので、クッションを利用して仰臥位をとるようにします。膝に伸展制限がある場合寝たきりになると徐々に膝が伸びにくくなり、お尻とかかとに圧が集中し、褥瘡のリスクが高まります。さらに不安定なため、下肢が左右どちらかに倒れてしまいます。このような場合、脚の下にクッションを用いてかかとの除圧や脚の変形を予防します。ポジショニング

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